16th,Feb   

Japan Foundation 国際交流基金 南インド支部のお力添えをいただき、日本語を勉強してらっしゃる方向けに、伝統工芸を通して学ぶ日本語レッスンとして水引をご紹介させていただきました。


受講者の皆さんは普段の日本語レッスンではあまり耳にしない言葉をメモを取りながら真剣に聞いてくださいました。実際水引を結びながら言葉と動作を体験しながら覚えていく。楽しみながら覚えた事は忘れないものです。 日本をまた深く知る一助となれれば幸いです。

Japan Foundationのリポートはこちら(2/18の記投稿をご覧ください。)

 

【国際交流基金 南インド -Japan Foundation South India -】

国際交流基金は 「文化」と「言語」と「対話」を軸に、日本文化、芸術を海外に発信するしようとする芸術家の支援、日本語を学ぶ外国人の学ぶ場の提供、交流のためのイベントの開催などを世界中で行なっている独立法人です。本部(東京)のほか、世界24カ国25拠点(うち2箇所はアジアセンター連絡事務所)と国内2つの附属機関(日本語国際センター、関西国際センター)と支部(京都)があります。

今回はABKの日本語学校のチェンナイ校のお部屋をお借りして、JF日本語クラス枠での開催をさせていただきました。しっかりとしたイベントページまでご用意いただき、お話をいただいてから開催までの期間が短かったですが、ご参加者も日本語レベルの高い方ばかりで充実のレッスンになりました。

国際交流基金

南インド支部  

 

18,Feb  


チェンナイ郊外にある女子大で日本語クラスの教鞭をとってらっしゃる方の所へお邪魔しました。試験や卒業式の準備でお忙しいところ、彼女が受け持つ日本語クラスの生徒さんたちに水引レッスンをさせていただきました。

日本語を習ってはいても、日本文化に直接触れる機会はまだまだ少ないとのことで、講義は英語で行い、実際に水引を使うレッスンは日本語と英語を半々で進めていきました。普段の授業の中で習う動作の名前を声に出しながら、実際に手を動かし動作の呼び方を覚えていくという、特別授業をさせていただきました。


学長、副学長にもご挨拶させていただき、水引をご紹介することが出来ました。卒業式前のご多忙の中、お時間を割いていただいたことに感謝の気持ちを述べると、学長も副学長も水引をご覧になったことは初めてだったようで、大変喜ばれ、ご一緒に記念写真を取らせていただきました。

南インドではスペシャルゲストには布を贈る文化があるそうで、授業の前には私も生徒の皆さんから心温まる歓迎を受け、南インドの布を掛けていただきました。

湖からの風が気持ちよく抜けるブルーの校舎に、色鮮やかなサリーを着た女の子達が行き交って、とてもエキゾチックでステキな時間でした。

 

 

【終わりに】

今回訪れた南インドのチェンナイは日本からの直行便はまだなく、インド4大都市の一つでありながら、まだ日本文化がなかなか入ってきていません。そんな中、さまざまなバックグラウンドを持つ方々との交流の中で、たくさんの人が日本文化に興味を持ち、積極的に触れ合ってくださったことに感激しました。


今回の交流を通して、私自身も水引という伝統工芸が「日本」を伝えていくコンテンツの一つとして、胸を張ってご紹介できるものであるという自信に繋がりました。

水引の歴史の長さ、武家文化との深い関わり、素材のユニークさ、現代に残る習慣。それらを一方的に伝えていくだけでなく、それぞれの国の文化や習慣を学び、共通点を探し、自ら人の輪に入っていくことで、国境や言語、民族を越えて新たな文化に出会った喜びをお互いに感じていけると思いました。

幸い水引というユニークなアイテムが、インドの女性たちとの距離を一気に縮めてくれたおかげで、こちらが心を開いて笑顔を向ければ話が弾み、人だかりが出来、行く先々で歓迎されたことは本当に嬉しい経験でした。そしてそれがまた私の自信となり、誇りであると感じました。

昨年の台湾に続き、今年はインドで水引を紹介する機会をいただき、「ご縁を結ぶ」という水引の使命を感ぜざるを得ません。水引をただの「紙で作られたひも」で終わらせないために、これからも日本人が「世界に誇れる日本の美しい文化」として世界中に発信していきます。