インド文化交流の旅(2019/7/22〜30)

2月に続き、今回も新たな出会いと発見の旅になりました。

今回のメインは南インドの都市チェンナイから寝台電車で7時間のカルールという街で開催される「Japan Cultural Fest」に参加することでした。

イベント当日は1500人を超える来場者で終日大変な賑わいでした。

インドの国鳥である孔雀の前に足を止めてくれる人が多かったです。

イベントには私の他にも西海岸のゴアを拠点に活動する折り紙マスターの方やクレイアートデコのアーティストも参加。それぞれ作品のプレゼンやデモンストレーションを行い、客席からは拍手が起こりました。

ブースでもワークショップを開催しましたが続々と希望者が訪れ、水引という初めて見る素材とカラフルな線の美しさに笑顔が溢れ、あわじ結びのレッスンを楽しんでいました。

 

インド チェンナイ 水引文化交流の旅(2019/2/11~20)後半

16th,Feb   

Japan Foundation 国際交流基金 南インド支部のお力添えをいただき、日本語を勉強してらっしゃる方向けに、伝統工芸を通して学ぶ日本語レッスンとして水引をご紹介させていただきました。


受講者の皆さんは普段の日本語レッスンではあまり耳にしない言葉をメモを取りながら真剣に聞いてくださいました。実際水引を結びながら言葉と動作を体験しながら覚えていく。楽しみながら覚えた事は忘れないものです。 日本をまた深く知る一助となれれば幸いです。

Japan Foundationのリポートはこちら(2/18の記投稿をご覧ください。)

 

【国際交流基金 南インド -Japan Foundation South India -】

国際交流基金は 「文化」と「言語」と「対話」を軸に、日本文化、芸術を海外に発信するしようとする芸術家の支援、日本語を学ぶ外国人の学ぶ場の提供、交流のためのイベントの開催などを世界中で行なっている独立法人です。本部(東京)のほか、世界24カ国25拠点(うち2箇所はアジアセンター連絡事務所)と国内2つの附属機関(日本語国際センター、関西国際センター)と支部(京都)があります。

今回はABKの日本語学校のチェンナイ校のお部屋をお借りして、JF日本語クラス枠での開催をさせていただきました。しっかりとしたイベントページまでご用意いただき、お話をいただいてから開催までの期間が短かったですが、ご参加者も日本語レベルの高い方ばかりで充実のレッスンになりました。

国際交流基金

南インド支部  

 

18,Feb  


チェンナイ郊外にある女子大で日本語クラスの教鞭をとってらっしゃる方の所へお邪魔しました。試験や卒業式の準備でお忙しいところ、彼女が受け持つ日本語クラスの生徒さんたちに水引レッスンをさせていただきました。

日本語を習ってはいても、日本文化に直接触れる機会はまだまだ少ないとのことで、講義は英語で行い、実際に水引を使うレッスンは日本語と英語を半々で進めていきました。普段の授業の中で習う動作の名前を声に出しながら、実際に手を動かし動作の呼び方を覚えていくという、特別授業をさせていただきました。


学長、副学長にもご挨拶させていただき、水引をご紹介することが出来ました。卒業式前のご多忙の中、お時間を割いていただいたことに感謝の気持ちを述べると、学長も副学長も水引をご覧になったことは初めてだったようで、大変喜ばれ、ご一緒に記念写真を取らせていただきました。

南インドではスペシャルゲストには布を贈る文化があるそうで、授業の前には私も生徒の皆さんから心温まる歓迎を受け、南インドの布を掛けていただきました。

湖からの風が気持ちよく抜けるブルーの校舎に、色鮮やかなサリーを着た女の子達が行き交って、とてもエキゾチックでステキな時間でした。

 

 

【終わりに】

今回訪れた南インドのチェンナイは日本からの直行便はまだなく、インド4大都市の一つでありながら、まだ日本文化がなかなか入ってきていません。そんな中、さまざまなバックグラウンドを持つ方々との交流の中で、たくさんの人が日本文化に興味を持ち、積極的に触れ合ってくださったことに感激しました。


今回の交流を通して、私自身も水引という伝統工芸が「日本」を伝えていくコンテンツの一つとして、胸を張ってご紹介できるものであるという自信に繋がりました。

水引の歴史の長さ、武家文化との深い関わり、素材のユニークさ、現代に残る習慣。それらを一方的に伝えていくだけでなく、それぞれの国の文化や習慣を学び、共通点を探し、自ら人の輪に入っていくことで、国境や言語、民族を越えて新たな文化に出会った喜びをお互いに感じていけると思いました。

幸い水引というユニークなアイテムが、インドの女性たちとの距離を一気に縮めてくれたおかげで、こちらが心を開いて笑顔を向ければ話が弾み、人だかりが出来、行く先々で歓迎されたことは本当に嬉しい経験でした。そしてそれがまた私の自信となり、誇りであると感じました。

昨年の台湾に続き、今年はインドで水引を紹介する機会をいただき、「ご縁を結ぶ」という水引の使命を感ぜざるを得ません。水引をただの「紙で作られたひも」で終わらせないために、これからも日本人が「世界に誇れる日本の美しい文化」として世界中に発信していきます。

イベント報告(2018/6/1~3@華山1914 in台湾)

昨年に引き続き日本手作職人創意市集CONNECT ASIA in Taipeiに参加しました。(イベントサイトがないため、台湾側のイベント主催者である愛手創のFacebookページにリンクしています)

会場は昨年と同じ華山1914です。

相変わらず倉庫にグリーンが鬱蒼と生い茂る会場。前回の倍の広さでの開催となり出店者、パフォーマー共に見応え十分でした。

喜結のブースにもたくさんのお客様が足を運んでくださいました。

日本式のご祝儀袋もご紹介。台湾では赤のみなので、色あざやかなご祝儀袋はお客様の目を引くようです。

そして今回はアート作品にも挑戦しました。鳳凰のマスクは注目の的で、来る人来る人写真を撮っていらっしゃいました。

そしてワークショップは今回も大盛況!昨年ご参加くださった方が再度受講してくださったり、「また作りたいからレッスンキットを購入したい」という方が続出! 賑やかしに持っていった水引も全て完売し、「水引」という素材の注目度の高さを肌で感じました。

あっという間の三日間。来年もまた会いましょう!とお約束したので行きます!

楽しい時間をありがとう!

イベント情報(2018/6/1~3@台北)

来週末、台北で開催される「日本手作職人創意市集 第二回亞洲連線台北場」のブースナンバーが発表されました。

ワークショップブースのすぐ隣のNo,16です。

ワークショップのお申し込みはこちらのサイトからどうぞ。
残席があれば当日もご参加いただけます。
お申し込みは販売ブースで受け付けております。

どうぞお立ち寄りください。

イベントfacebookページはこちらから。

 

イベント情報(2018/6/1~3@台北)

今月は急なワークショップの開催にもかかわらず、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
不定期ですが、ワークショップの開催が続きます。
今年も台湾でのイベント「日本手作職人創意市集-CONNECT ASIA-」に出展が決まり、そちらでもワークショップを開催させていただきます。ワークショップのタイムテーブルが発表されましたので、ご紹介いたします。

top画像のものが初日です。
喜結は連日13:00~16:45まで水引アクセサリーのワークショップを開催いたします。各回8名限定の予約優先になりますので、ご参加の際はこちらの予約サイトでご予約いただくと当日スムーズに受講できます。

台湾では水引が簡単には手に入りませんので、このような機会に是非体験してみてはいかがでしょうか?

今回はアート作品も製作してみようと思っています。
お楽しみに!

メディア情報

昨年11月に台北の華山1914で行われたCONNECT ASIAに参加した際、香港のTV crewが取材に入ってくださいました。

どこで見れるのかと思っていたら、放送後に番組サイトで見れるようになっていたとの情報をいただきましたので、こちらでもご紹介させていただきます。

ViuTVというテレビ局の「手作人」という番組です。各地のクリーターを紹介する番組で、今回は台湾でのハンドメイドブームを紹介。

実際にリポーターさんがイベント会場を回りながら、いろんなクリエーターさんたちにお話を伺って行きます。
喜結はワークショップに参加していただき、実際にポチ袋作りに挑戦しました。

番組を視聴する場合は無料ですが、アカウント登録が必要になります。
30分の番組の中で、香港や台湾の若手クリエーターさんを紹介していく番組で、靴職人や彫金師、様々なジャンルの方を取り上げていて、言葉は分かりませんが見ていてとても面白いです。
今回喜結が出演させていただいた回の放送は「日本手作展」から。
私は7分30秒あたりで登場します。どうぞご覧ください。